高校で受けた模試の成績表の見方は?「目標追加点」で未来を変える

成績表サンプル

模試の成績表って、偏差値や判定を見て終わってるけど、それって正しい見方なのかな?

A判定を取れたら安心? E判定なら志望校を下げるべき?

そんな疑問を抱えている高校生は多いはずです。特に三津田・広・宮原など呉エリアの高校生からは、「成績表を見ても次に何をすればいいのかがわからない」という声をよく聞きます。多くの人が「結果を見て一喜一憂」で終わってしまいますが、実は成績表には次の行動へのヒントが隠されているんですよ。

この記事では、ベネッセ・全統・東進などの主要模試を例に、成績表の見方の基本から、結果を行動に変えるための考え方・・・コムタス進学セミナーが提唱する「目標追加点」の活用法までを解説します。

模試の成績表は「結果」ではなく「未来への設計図」です。数字の意味を正しく読み取り、次の一歩を明確にしていきましょう。

この記事の結論
  • 模試の成績表は「結果」ではなく「未来への設計図」
  • 判定や偏差値より「あと何点上げるか」を考えるのが大事
  • 「目標追加点」を設定すれば、次の模試で伸びる行動が見えてくる
目次

模試の成績表、どう見ればいい?

模試の成績表を開くと、数字やグラフがずらっと並んでいて、つい「偏差値いくつ?」「判定は何?」だけを見て閉じてしまう。そんな人も多いのではないでしょうか。

でも実は、本当に大切なのは「どの数字を見るか」よりも、「どう読み取るか」です。ここでは、まず成績表の基本構造を整理しておきましょう。

成績表に載っている基本情報

多くの高校で実施されるベネッセや全統(河合塾)、東進などの模試成績表は、見た目は少し違っても構造はほとんど同じです。ちなみに中学生のときに受けた「全県模試」や「全国模試」とも似ています。

特に使い勝手がいいのは次の6つの要素です。特に使いやすいものを選んでも6個あるので、確かにこの成績表は情報量が多すぎるんでしょうね…。

特によく使う成績表の要素
  • 得点(科目ごと)
  • 偏差値(科目ごと)
  • 平均点(科目ごと)
  • 校内順位(総合)
  • 上の判定までの得点
  • 各大問ごとの得点グラフ
模試の成績表で使いやすい6ポイント
模試の成績表で使いやすい6ポイント(模試の回ごとに見た目は多少異なります)

これらの数字は1つ1つ別々に用いるのではなく、後に述べるように組み合わせて使うと効果的です。ただし念のため、偏差値・校内順位・判定については一言ずつ述べておきますね。

偏差値とは

おそらく皆さんご存じと思いますが、偏差値とは絶対的な学力を表すものではなく、そのテストの受験者の中での相対的な位置づけを表すものです。

ちょうど平均点を取ると偏差値が50となり、次の表のように偏差値ごとに「上位何%か」という目安が決まっています。

偏差値上位何%か
702.3%
656.7%
6015.9%
5530.9%
5050.0%
4569.1%
4084.1%
3593.3%
3097.7%

ちなみに一般的にはベネッセより全統や駿台の方が受験者のレベルが高めなので、

ベネッセ模試を受けたときの偏差値 > 全統・駿台模試を受けたときの偏差値

となります。5~10程度の差が生じると思っておくとよいでしょう。

校内順位は何に用いるか

大学入試は全国規模の競争ですが、実は校内順位もとても役に立ちます。自分が通う高校の中で、何番ぐらいにいればどの大学に届くのか・・・これはリアルな指標になり得ます。

私たちが20年以上蓄積してきたデータをもとに、おおよその目安を示すと次のようになります。

大学区分三津田宮原
旧帝大+神戸大10~15人0~1人0~1人
広大・岡大30人5~10人5人
近隣国立大30人10~15人10~15人

こういった人数を目安として、例えば「いま自分は三津田で70番だ。このままでは広大は難しい。あと30人ぐらい抜かないといけない」などといったイメージを持つことができるでしょう。

もし「自分の学校ではどうなのか?」を詳しく知りたい人は、以下の各校別の進学実績をチェックしてみてください。

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判定に振り回されないために知っておきたいこと

成績表を見るとどうしても目がいくのが「判定(A~E)」の欄です。でも、この判定に必要以上に振り回されるのはもったいないですよ。

まずは、模試の判定がどのように作られているのかを知っておきましょう。判定のアルゴリズムが完全に公開されているわけではありません。ただし、主要な模試会社は基本的な考え方をきちんと説明しています。

  • ベネッセ(進研模試・総合学力テスト)

ベネッセでは、「進研模試/ベネッセ総合学力テスト」でA~E判定だった受験生が、実際の入試でどうだったのかを毎年調査しています(入試結果調査)。

進研模試/ベネッセ総合学力テストの判定精度はどれくらいですか?
  • 河合塾(全統模試)

合格可能性評価を行うための基礎データとして、毎年実施している大学入試結果調査と各模試での志望動向を検証し、各大学(学部・学科)の募集区分ごとに「ボーダーライン」を設定します。「ボーダーライン」とは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインを意味します。

合格可能性評価について

つまり平たく言えば、

「今の時点でこの成績なら、入試本番の時点での成績はこのぐらいの幅に収まるだろう(去年までの生徒がそうだったから)。そうすると○○大学の合格ラインに届く確率はおよそ△△%くらいだろう」

といった感じで、判定のABCDEが作られているというわけです。

模試の判定を出すイメージ
模試の判定を出すイメージ

ただし、ここで注意してほしいのは、個人ごとの成績の伸び方には大きな差があるということ。

ライター横川

これはコムタスで20年以上生徒を見てきた実感でもあります。諦めずに頑張り続けた生徒が高3の11月以降に伸びたケースもあるので、皆さんも最後まで頑張ってほしいなと思います。

特に高3の8月模試あたりまでは、判定のアルファベットそのものを気にするよりも、「次の模試で1つ上の判定に上がるにはあと何点必要か」を見る方が、はるかに建設的です。

その「あと何点」こそ、このあと紹介する「目標追加点」の考え方につながります。判定を「ただの結果」で終わらせず、「次の行動を決める材料」として使っていきましょう。

模試を「次の行動の設計図」として捉える発想

模試を受けると判定や順位が出るので、つい「何月の模試までにこのぐらいの成績を取らなきゃ」と意気込みがちです。いわば「模試=本番」と思ってしまう、ということですね。

もちろんその意気込み自体は悪いことではないのですが、実際に重要なのは、模試の成績を受けて「次の勉強をどんな風に設計するか」です。

言い換えれば、成績表は今の自分の位置と目指す地点を結ぶ「学習の地図」のようなもの。現在地を正確に知ることで、ゴールまでの最短ルートを見いだし、そのルートに沿って歩き出さねばなりません。

「学習の地図」のイメージ
  • 現在地:自分の得点、平均点との差、単元ごとの得点率、志望校判定など
  • ゴール:どの大学に合格したいか、そのために何点必要なのか
  • ルート:その差を埋めるために何を、どんな順序で勉強するか

でも、多くの人が「現在地」を見ただけで一喜一憂して、ゴールまでのルートを考えていないのが現状です。それだと、ゴールに向かっているのかどうか分からないまま「とりあえず勉強している」状態になってしまいませんか? もったいないですよね。

そこで次のセクションでは、実際にコムタス進学セミナーで行っている「模試成績表の見方」の指導から、成績表を行動につなげる具体的な方法をご紹介します。

「目標追加点」で未来を変える

判定のABCDEや校内順位に一喜一憂するよりも、次の模試までに何点増やすかを具体的に決める方が、行動ははるかに明確になります。ここからは、成績表を「次の行動の設計図」に変えるための鍵である「目標追加点」という考え方を紹介します。

目標追加点とは?

目標追加点とはコムタス進学セミナーが提唱する概念で、「今回の模試であと何点取りたかったか」のことです。

目標追加点 = 今回の模試で「あと何点取りたかったか」

目標追加点が決まると、以下のように「どの科目・どの大問・どの単元で何点ずつ上げるか」を逆算できるので、勉強の優先順位と分量がはっきりします。

たとえば英数国3科目の模試で「全体であと30点取りたかった」とします。「目標追加点=30点」ということです。

その「あと30点」をどう積み増すかを具体的に考えると、一気に現実味が出てきます。例を2つ挙げましょう。

  1. 30点を英・数・国に10点ずつ分配する
    • さらに各科目の大問4つに2.5点ずつ配分する。
    • 各大問を2.5点上げるための方策を1つずつイメージする。
      • 数学:平方完成の正確性を上げるための練習 / 最大最小を求める際の場合分けの練習 など
      • 英語:知らなかった単語・熟語を覚える / 長文の構文解析の間違いを修正する など
      • 国語:知らなかった単語・句法を覚える / 主語の判定方法を練習する など
  2. 30点を数学だけに分配する(数学だけ極端に不本意な場合)
    • 大問まるごと0点のような場合は、その大問に25点、残り5点を他に回すなどの「集中投下」もアリ。
    • 仮に「2次関数」の大問が0点だった場合、2次関数を一通り復習してから同じ模試問題を解き直すと、意外と取れることが多い。達成度をその場で確認でき、次の勉強につながる。

こうして大きな目標を小さな単位に分けることを「ブレイクダウン」と呼びます。社会に出てからもよく使われる考え方で、実は勉強にもとても有効です。

例1のようなブレイクダウンが習慣になると、「大問ごとにわずか3点の失点を防ぐだけで、とりあえずは目標が達成できる」といった感覚も身についたりします。そうすると、日頃の学習において「いま基本計算をおろそかにしなかったかな?」とか「英文を適当に読み飛ばさなかったかな?」という風に自分を厳しく振り返る姿勢も身についてきます。

また、例2のような「単元の集中復習→解き直し」の方式は、学習の効果が実感しやすい方法なので、条件が揃っている場合はとてもおすすめです。コムタス進学セミナーの生徒なら「あのことかな」と分かるかもしれませんね。

目標追加点の設定やブレイクダウンを自分だけで実行するのが難しいときは、指導者と一緒に設計するのが近道です。どの単元を、どのレベルまで、どんな順序で上げるかを一緒に考えてもらうといいですよ。ちなみにコムタス進学セミナーでは担任制を採用していて、生徒一人ひとりの相談に応じています。

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少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

目標追加点を決める4つのパターン

「目標追加点」と聞くと、なんとなく感覚で「あと20点ぐらいかな」と決めてしまう人も多いでしょう。でも、せっかく成績表というデータの宝庫があるのですから、そこから客観的に数値を導くのが理想です。

ここでは、成績表に載っている情報をもとに目標追加点を設定する4つの代表的な方法を紹介します。

1. 目標得点を決めておく

もっともシンプルなのは、「そもそも何点取りたいか」という目標得点を先に決めておく方法です。「今回の模試では70点取りたかったな」と思っていた科目が60点だったなら、目標追加点は10点となりますね。

この方式のいいところは、模試後にすぐ復習を始められるという点です。自己採点の時点でだいたい「あと何点取りたかったな」と分かるので、成績表が戻ってくるのを待たずに、すぐ復習に入ることができます。

2. 目標偏差値に対して必要な追加点を算出する

この方式は、偏差値・平均点・得点の関係を使って目標を決める方法です。やや高度に感じますが、使うのは中学でも使った比例計算だけ。方法を覚えれば誰でもできます。

そもそも大学入試は相対評価で合否が決まるので、母集団全体の中で自分の相対的な順位を上げていく必要があります。そのため、得点よりも偏差値を高めていくように意識することは合理的な姿勢といえます。

ただ、たとえば今回の数学の偏差値が52だったとして、本当は偏差値56を取りたかったという場合、「偏差値を4上げるために得点は何点必要なのか」が分からないと、目標追加点は決まりませんよね。

でも、ここに秘策があるんです。

まず結論を先に書くと、「点差と偏差値差が比例する」という仕組みを使っており、以下のようにすると目標追加点を算出できます。

例:平均点が60点、得点が65点、偏差値が52だった場合

  1. 得点と平均点との差を出す。65-60=5点
  2. 偏差値と50との差を出す。52-50=2
  3. この5点」が「偏差値2」に相当し、点数と偏差値が比例関係になっているのです。
  4. したがって「10点なら偏差値4」「20点なら偏差値8」のようになります。
  5. 以上より、たとえば目標偏差値が56なら「偏差値を4上げないといけないから、目標追加点は10点だ」と決められます。
目標追加点を出す方法
偏差値2が得点5点に相当することから、目標偏差値までの目標追加点を出す方法

目標偏差値を決めるためには、たとえばマナビジョンなどを使って志望校の偏差値を大まかに把握しておくとよいでしょう。多くの大学に共通して存在している工学部でいくつかの大学の偏差値を調べてみると、以下のようになっています。ただしこの数字は高3の7月模試での目安なので、高1生や高2生はもう少し高い偏差値を目指さないといけないと思います。

大学偏差値
九州大学60~64
神戸大学62~64
広島大学56~57
九州工業大学55
愛媛大学48~51
データ出典: マナビジョン【九大神戸大広大九工大愛媛大

ちなみに「点差と偏差値差が比例する」というのは、偏差値の決め方(定義)の式を見れば一目瞭然ではあります。数学Iで学習する「標準偏差」という概念を使って、次のように決められています。

偏差値の定義

このように偏差値と得点は1次関数の関係になっているので、偏差値の差と得点の差は正比例の関係になるわけです。

3. 目標とする校内順位から決める

自分が通っている高校の進学実績を参考にして、目標とする校内順位を決めるのも有効です。

たとえば「広大を目指すなら校内50位以内かな」と思っているとしましょう。もしあなたが現在70位なら、あと20人抜くことが目標になります。

もちろん順位と得点の対応関係は模試ごとに違うので、友人どうしで得点を教え合うなどして「何番で何点くらいか」をつかんでおく必要はありますね。点数や順位を公開してもいい友達が多い人におすすめの方法です。

ちなみに呉3校(三津田・広・宮原)の24年分の進学実績を調べた記事はこちらです。ぜひお読みいただき、大まかな校内順位のイメージをつかんでくださいね。

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4. 成績表の志望校判定の欄をよく見ると…

模試の成績表の志望校判定の欄をよく見ると、「1つ上の判定に上がるにはあと何点」と記載されていることが多いです。科目ごとではなく、合計点に対して「あと何点」と示されているはずです。これはズバリ目標追加点そのものにできますね。

たとえば今C判定だったとして「B判定まであと60点」と書かれていたら、この60点を目標追加点とするのが合理的でしょう。

そもそも呉エリアの高校生の多くは「なるべく高いところを目指そう」という指導を受けているはずで、そうすると模試の判定もDとかEになることが結構あるでしょう。そういう「悪い判定」を取ることに慣れてしまうのではなく、「1つ上に上がるには何点必要なのかな」「その点を取るためにはどうすればよかったのかな」と常に考えることで、勉強行動が少し変わってくるはずですよ。

「模試の復習=全部解き直し」になっていませんか?

模試のあとの復習方法として「間違えた問題をとりあえず全部解き直す」というものがあると思います。

その方法が別に悪いわけではないのですが、ただ現実的に考えてみると、たとえば数学で30点しか取れていない人が残り70点分の問題を解いたとして、果たして身につくのでしょうか?身につくなら次回には80点ぐらいは取れるわけですよね?でもそんなに急に成績って上がらないのが普通では?という気がします。

むしろ「今30点しか取れない」のであれば、各大問の(2)~(3)ぐらいに食らいついていけるように、不足している知識や技能を練習するのが妥当なのではないでしょうか。そのあたりのさじ加減を決めるのが「目標追加点」という仕組みです。

「目標追加点」を意識すれば、復習は「量」ではなく「精度」の勝負になります。これが成績を着実に伸ばす第一歩です。

「目標得点」を意識できれば上級者

目標追加点を決める方法を4つ紹介しましたが、できるのであれば「目標得点」を決めるのが一番おすすめです。主な理由は次の2つです。

「目標得点」をおすすめする理由
  1. 模試当日の時間配分が明確になる
    たとえば「数学で60点を取る」と決めた場合、大問の最後を「難しそうだったら捨てよう」と最初から判断できます。また、その分を大問1の計算問題に充ててじっくり解く、なんてことも可能になるでしょう。
  2. 自己採点の時点で振り返りができる
    偏差値や校内順位と違って、得点は自分一人の問題です。そのため、自己採点の時点で目標が達成できたかどうかおおまかに分かるので、すぐに目標追加点を設定して復習に入ることができます。

このように模試当日や直後の動きが非常に主体的になるという点で、「目標得点」を定めることをおすすめしています。

ライター横川

以前、コムタス進学セミナーから一度に5人が東大・京大に合格した年がありました。そのときの中心メンバーたちはこの「目標得点」を定めており、模試のたびに友人どうしで報告し合っていたようです。

まとめ

模試を起点として行動を変えよう

ここまでに述べてきたように、模試の成績表は「結果」ではなく「未来の設計図」です。判定や偏差値に一喜一憂して終わるのではなく、次の行動を決めるための材料として活用しましょう。

その際のカギとなるのが「目標追加点」という考え方です。目標追加点を科目ごと・大問ごとにブレイクダウンすることで、「今、何をすべきか」「何から手をつけるべきか」が明確になります。

さらに一歩進めて「目標得点」まで意識できるようになると、模試当日の戦略や自己採点後の振り返りにも活かせます。

こういったプロセスは一人ではなかなかできないものです。一人で難しい場合は、信頼できる学校の先生や塾の指導者と一緒に考えるのがいちばんの近道ですよ。

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この記事を書いた人

呉市出身。2002年のコムタス創業期から気づけば20年以上、ずっと呉の小中高生たちと過ごしています。担当は物理・化学を中心に理科全般。苦手な子にも「ちょっと面白いかも」と思ってもらえるような授業づくりを心がけてきました。ニックネームは「ハカセ」ですが実際に博士(理学)です。

「ママフク(商標登録済)」という学習法を作ったり、自分でもその効果を試すために気象予報士試験を受けて合格したりと、いまだに実験精神は旺盛です。

プロフィール写真は、かつて一緒に暮らしていたウサギの「らん」と「まろ」。夜中に授業準備をしていると、足元で寝ていたことを今でも思い出します。

このメディアでは、勉強のこと、進路のこと、ちょっとした学びの工夫など、呉の子どもたちと向き合ってきた経験を、少しでも役立つ形でお届けできればと思っています。

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